経営コラム


アク抜きをする

山菜のおいしい季節です。
天ぷらにしたり、煮物にしたりと、旬の味を楽しんでいます。
山菜を調理するときには、アク抜きをしなければなりません。
きちんとアク抜きをしないと、エグみが強すぎておいしくありません。
アク抜きをし過ぎると、風味がなくなって、これもおいしくありません。
適度にクセを残しつつ、料理に合うようにするのがポイントです。

これは、組織における個性と同じです。
組織力を高めるには、個人の能力を上手く発揮させることが大切です。
しかし、個人の我が強すぎると、組織として上手く機能しません。
そこで、理念や組織風土を活用して、アク抜きをする必要があります。
完全に個性を殺す必要はありません。
個人の個性と、組織の個性を合わせていきます。

完全に個性をなくしたイエスマンばかりの組織に活力はありません。
上手く個性を残しながら、全体としてまとまっている組織づくりが大切です。

【本日の質問】
あなたの会社では、上手くアク抜きができていますか?


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