浮かんできたアイデアを実行に移せる人と、そうでない人がいます。
この違いは、行動力よりも、計画力の差によります。
アイデアは、漠然とした概念です。
そのため、どこから手を付けたら良いか分かりません。
この概念を煮詰めて、計画に落としていくことで、アクションプラン(実行計画)を作っていきます。
まず考えなければいけないのは、コンセプトです。
自分の提供価値とそれに対価を払ってくれるターゲットを考えなければいけません。
たまに、自分のやりたいことを突き詰めて成功する人がいます。
そのような人は、自分自身がターゲットの代表となっています。
そのため、自分のこだわりを細部まで表現することが、ターゲットへの価値提供に直結します。
次に、提供方法を考えます。
例えば、製造計画や設備計画です。
どのように商品(サービス)を作るのかが分からなければ、アイデアは形になりません。
商品を具体的にすればするほど、その製造に必要なことも見えてきます。
商品提供のために必要な人員計画や販売計画も必要です。
最後に、収支計画を考えなければなりません。
どんなに素晴らしい事業内容であっても、赤字では事業を続けることができません。
売上や経費の計画を立てて、黒字化できるかどうかを判断します。
【本日の質問】
あなたの会社では、アイデアを計画にして、形にできていますか?