経営コラム


やる気の問題

事業デューデリジェンスを行っていると、経営が上手くいったり、いかなかったりする要因が見ててきます。
外部環境や事業構造、組織など、様々なところに要因はあります。
しかし、一番大きいのは、やる気の問題です。
このように書いてしまうと、元も子もないようですが、どんなに素晴らしい計画や仕組みも、当事者のやる気がなければ、実行されません。

まずは、全員が当事者意識を持たなければいけません。
他人事である内は、自分がやらなければという気になりません。
一人ひとりの役割や目標を明確にすることが必要です。
これは、経営者も従業員も同じです。
それぞれが、それぞれの立場でやるべきことがあります。
そのやるべきことを、自分のこととして、達成するという強い意識が必要です。

決意を新たにしても、時間の経過とともに、やる気は低下してしまいます。
やる気に再び火をつける仕組みも必要です。
それが、達成感です。
結果を適切に評価し、できたことは表彰します。
達成感が快感となり、次の目標への挑戦する意欲を湧き立たせます。

一人ひとりがやる気になっている組織ほど、強いものはありません。

【本日の質問】
あなたの会社では、一人ひとりがやる気になっていますか?


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