山形県の新庄で一部の農家の方々が栽培されている「さわのはな」というお米があります。
昭和30年代から栽培されていますが、白米に向かないといった理由から栽培されなくなってきました。
しかし、梅雨を過ぎても食味が落ちなかったり、いもち病などに強いといった強みももています。
玄米で食べることになりますが、プチプチとした食感が良く、甘みの強い非常においしいお米です。
コシヒカリやササニシキといった品種と一味違う、味のある品種です。
健康趣向や安全性から玄米や有機栽培に注目が集まっています。
高付加価値をつけた農作物も登場してきています。
一方で高価格のため購買まで結びついていないこともあります。
ただの物珍しさで終わってしまうこともあります。
お米や農作物は食品ですのでまずは「おいしい」ということが大事ではないでしょうか。
自身の舌でおいしいと感じたものを評価し、対価を支払うように消費動向が変化することを期待します。