二兎社第35回公演『かたりの椅子』を見てきました。
2年半ぶりの新作ということで、待ちに待っていました。
以前よりもデフォルメのうまさ、切れ味の鋭さが増していて、大いに楽しませていただきました。
特に今回は、切れ味(破壊力)が抜群で、衝撃的でした。
この作品は様々な問題点を指摘しています。
その中で、「人が保身的になる」様子が描かれています。
「そうまでして守りたいものは何であるのか」について改めて考えさせられました。
日々の生活を守るのか、人間の本質を守るのか、選択を迫られることは多々あります。
そのようなときにどちらを選ぶのか、日ごろから考えていかなければなりません。