経営コラム


お店の空気感

お店に入ると何か感じるものがあります。
ワクワクする感じがしたり、賑やかな感じがしたり、落ち着いた雰囲気のこともあれば、どよんとしていることもあります。
同じお店であっても、久しぶりに行くと感じが変わっていることがあります。
そして、その空気感に影響されて、こちらの買い物のモチベーションも変化します。

もちろん、楽しい空気感のあるお店では、モチベーションが上がります。
気がついたら、買って帰っていることもしばしばあります。
反対に、買い物をするつもりで入店しても、空気感が悪いと一周して出てきてしまいます。
そうした意味では、買い物をするかどうかはお店を入った瞬間に決まっています。

空気感を言葉で説明するのは難しいですが、空気感を作り出しているものは分かります。
それは、そこにいる人です。
各個人の持っている雰囲気がお互いに触発し増殖してお店の空気感を作っています。
つまり、楽しい人が集まっていれば楽しいお店になります。

それでは、楽しい人を集めるにはどうすればよいでしょうか。
類は友を呼ぶと言います。
まずはお店の人たちが楽しくしていることです。
嫌々働いていたのでは、よどんだ空気感になってしまいます。
ES(従業員満足)が大事といわれるのも、このように考えるともっともです。
明るい笑顔と元気な挨拶、ハキハキした対応をしているお店は大概繁盛しています。

まずは自分から楽しく働きましょう。
周囲の人が影響されて明るくなってくれば、そこから正のスパイラルが発生します。
同様に負のスパイラルもあっという間に広がるので注意が必要です。


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