エイドリアン・J・スライウォツキー著『ザ・プロフィット』を読みました。
23の利益を生み出すパターンを解説しています。
本書の良いところは、パターンだけでなく、基本的な考え方も解説していることです。
どんな知識もインプットしただけでは意味がありません。
状況に当てはめて、活用して、はじめて役に立ちます。
パターンとともに考え方も記されているので、自社の状況に適合できるか、自分で判断することができます。
もちろん、当てはまると判断できたとしても、それを実行できるかは分かりません。
そのパターンに当てはまるように、経営資源を投入していかなければなりません。
投入の仕方を間違えると、失敗してしまいます。
残念ながら、本書には個別具体的な方法論は記されていません。
それは、状況に応じて、方法論は異なるからです。
基本的な考え方とパターンをヒントに、自分で組み合わせていくしかありません。
勝利のパターンを認識することと、状況に応じてパターンに当てはめていくことの両方が必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、どのような勝利のパターンがありますか?