顧問先企業様で、第一回の接客研修を行いました。
これまでも接客講習は社内で行なっていたとのことですが、こうした形の研修は初めてとのことでした。
普段は本部の方とお話をさせていただいているので、どうなるか不安もありましたが、
終了時にご参加いただいた皆様から、「楽しかったです。」「ありがとうございました。」との声をいただけたので、
満足いただける内容を提供できたのではないかと思います。
今回の研修は第一回ということで、具体的な接客スキルよりも、ストアコンセプトの共有や接客の心構えを中心に進めました。
前半の2時間で、当社のストアコンセプトの共有とあるべき接客について考えて頂きました。
ストアコンセプトの共有に関しては、ポジショニングマップを活用しました。
あるべき接客に関しては、KJ法で皆さんの意見を集約して行きました。
事前の打ち合わせでは、意見が出ないのではないかという心配もありましたが、
白熱した話し合いが行われ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
接客スキルも大切ですが、まずはストアコンセプトやあるべき姿が共有されていないと、店舗としてのブランド価値を高めることはできません。
後半の2時間は、接客の心構えやスキルについてお話をさせて頂きました。
接客の心構えの冒頭で、「お店の空気感」について話をしました。
なかなか言葉では伝えづらいものですが、みなさん理解をして頂けたようです。
次に、商品知識について考えて頂きました。
マニュアルトークではなく、経験やお客様の声を踏まえた活きた情報にするワークショプを行いました。
みなさん苦労をされていましたが、素晴らしい接客トークも飛び出しました。
今後も訓練をして、良い接客につなげていっていただきたいと思います。
最後に、AIDMAの法則と照らしあわせて、接客の流れとそのポイントについてお話をさせて頂きました。
クレーム対応の話と合わせて、実践的な内容でしたので、みなさん積極的にメモを取られていました。
今回は時間の都合上ロールプレイングは行えませんでしたが、今回の研修の気付きをもとに、
日々の接客を通じて、お客様に価値を伝える接客を身につけていただきたいと思います。