経営コラム


『日本人の身体能力を高める「和の所作」』

『日本人の身体能力を高める「和の所作」―足が速くなる!体が柔軟になる!集中力もつく!』を読みました。
著者の安田登氏は、能楽師であると同時にロルファーであるため、
本書では体を動かしたときの筋肉の動きなどについても、詳しく解説されています。

本書で述べられているポイントは大きく2つです。
「深層筋を鍛えて活用すること」と「腹式呼吸」です。
「腹式呼吸」については、様々なところで解説されていることと大きな違いはありませんでした。

「深層筋」についても、既に多様な言及がされていますが、本書では「能」と関連させて解説されています。
高齢の能楽師の方々が活躍できるのも、深層筋を上手く利用しているからとのことです。
実際に深層筋を鍛えるエクササイズも紹介されています。

その中の、すり足での移動方法を早速実践してみました。
ポイントは足の指の使い方にあるようです。
紹介されている通りに足の指を意識すると、力を入れなくても速く歩けるようになりました。
電車内で読んで、改札を出てから実践してみたのですが、周囲の方をどんどんと追い抜いて行きました。
決して力を入れているわけではないので、息が上がることもありません。
あまりの効果に驚いてしまいました。

正しく体を使い、これからも積極的に行動していきたいと思います。

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