経営コラム


『エスキモーに氷を売る』

『エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか』を初めて読みました。
名前は知っていたのですが、タイトルからストリーテリングか用途開発の本だろうと判断していました。
今回機会があって読んでみたのですが、内容はスポーツチームを題材としたターゲットマーケティングの本でした。
ターゲットにいかに価値を提供するかという他にも、費用対効果など財務的な要素も入っていました。
中小企業のマーケティング戦略を考える際には、役に立つ点もありそうです。
ポイントを何点か箇条書きにします。

・うまく売り込むための商品特性は一つあれば良い。
・顧客が買おうとする少し前にアプローチする。
・新しいビジネスを獲得するために、慣例にとらわれない方法でお金を使う。
・従業員は変化が好きではないが、ちょっとした実験なら構わない。
・顧客が買いたがる商品だけを売る。
・顧客が買いたがるより少し多く売る。
・ターゲットとなる消費者と同じ生活をする。
・クライアントをヒーローにする。
・評価が確立している他の商品の力を借りることで、価値を高める。


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