経営コラム


『ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか 』

青木高夫 著 『ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか 』を読みました。
スポーツとビジネスにおけるルールについて書かれていました。
その中から、面白いと感じたポイントについて、私見とともにご紹介します。

・ルール作りから参加する
欧米ではルール作りの段階からすでに勝負が始まっているそうです。
そこで、ルール作りの段階から参加しなければ、自分が不利になります。
下請け企業は自分でルールを決めることがなかなかできません。
もちろん力関係もありますが、ルール作りに関わろうという意識がそもそもありません。
きちんと理論武装をして、交渉をしてみることも大切です。

・ルールを変えた側が有利とは限らない
ルール変更後の成績を見ていると、ルールを変えた側が必ずしも有利とは限らないそうです。
つまり、新しいルールに適応できた人が勝てるということです。
ビジネス環境は刻々と変わります。
その変化を敏感に捉えて、対応をし続けなければなりません。

・ルールがあったほうが考えやすい
ルールがなければ、スポーツを行うことはできません。
ビジネスにおいては、ルール(前提条件)があることで、アイデアがブラッシュアップされることがあります。
ルールには原価率などの数値のほか、コンセプトなどの定型的な内容も含まれます。
適切なルール設定をし、そのルール内で最高のパフォーマンスを発揮することが大切です。


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