経営コラム


「やったほうが良いこと」はやらない

新年度が始まって、新たな課題設定をしている方も多いのではないでしょうか。
あれこれと「やりたいこと」や「やらなければいけないこと」が出てきます。
しかし、数が多過ぎると、実行することはできません。
緊急度や重要度に応じて、優先順位を付けていきます。
その前に、ひとつフィルタをかけなければなりません。
それは、「やったほうが良いこと」は除外するということです。

「やったほうが良いこと」は、現状と比較してベターなことです。
改善活動の積み重ねも大事ですが、「やったほうが良いこと」は大きな成果があがりません。
それは、明確な目標や目的意識がないからです。
目標や目的意識がないまま行動しても、PDCAサイクルは回りません。
PDCAサイクルがなければ、効率的に成果を出すことができません。

やらないよりは、やったほうが良いです。
しかし、それが自己満足で終わっては意味がありません。
やるからには、目標を設定して、それを達成するために「やらなければいけないこと」に集中しなければなりません。

【本日の質問】
あなたは、「やったほうが良いこと」に振り回されていませんか?


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