経営コラム


価値訴求とは

売上を増加させるには、価値訴求が不可欠です。
「価値訴求」という言葉は、私にとって当たり前のものでした。
しかし、先日支援先の方から、「価値訴求でも安いものを販売しても良いですよね?」と質問を受けました。
「価格訴求(値引き販売)ではなく、価値訴求」、「価値訴求をすれば高いものでも販売できる」と伝えていたのですが、
肝心な部分がきちんと伝わっていなかったようです。
反省を込めて、価値訴求についてまとめます。

商品の魅力は、価値と費用の関係によって決まります。
費用よりも価値の方が多ければ、商品は魅力的であると判断されます。
つまり、商品を魅力的にするためには、費用を下げるか、価値を上げるしかありません。

商品の価値とは、相手の感性を揺さぶったり、問題を解決したりするものです。
機能や使用感などが相当します。
開発話やこだわりなどは、価値を裏付けるバックストーリーになりますが、価値そのものになることは少ないです。

価値訴求とは、この価値を相手に伝えて、費用以上の価値を認めてもらうことです。
そのためには、自分たちの考えている価値を、相手にとっての価値に置き換えて、それを適切に伝える仕組みが必要です。

【本日の質問】
あなたの会社は、価値訴求できていますか。

※価値訴求については、こちらのコラムのご参照ください。
なぜ、今、価値訴求なのか

価値訴求型マーケティングの考え方

 

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