経営者の方とお話をしていると、次のようなお悩みをよく聞きます。

• 社内に漠然とした不安・不信感・不平等感が漂っている。
• やらされ感が蔓延して、ワクワク感のない活気のない職場になってしまっている。
• 従業員が自律的に働いてくれない。
• 報酬制度や目標による管理制度を導入したけれども、上手く運用できていない。
• 経営者と現場のコミュニケーションが上手く行かない。

それは、組織という仕組みが機能していないからです。
経営戦略に基づき、組織という仕組みを作り上げて、運用していくことで、「自律型人財」が育ち、チームとして高いパフォーマンスを発揮します。

【自律型人財とは】
目標達成に向けて、チーム・仲間を大切にし、自分で問題解決や課題達成ができるリーダーのことです。

報酬制度導入は、組織を動かす最も有効な取り組みです。

なぜならば、報酬制度を導入する過程には、理想の人財像の立案、そこに達するまでの目標設定、評価とフィードバックといった、人材育成に必要な要素が盛り込まれているからです。

既存の給与制度を見直すことでも、同様の効果が狙えます。

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経営戦略を実行するには、どのような人財が必要なのかを、定量面・定性面の両面から確認します。

• 定量面：売上高、歩留まり率など数字で表せる目標値です。
• 定性面：人格、スキルなどその役割を果たす上で必要な能力です。

理想の人財には、いきなり育ちません。
最終的な人財像に育てるためのステップを考えます。
その段階までにできていなければならないこと、次の段階に進むために身につけなければならないことを明確にします。