E社では、販売促進のプロを目指し、インターネットと紙媒体のクロスメディア提案を行うことにしました。
新規顧客開拓が課題のターゲット顧客像を検討していきました。
その結果、飲食店や小売店など複数の候補が挙がりました。
それまで営業部では、地域ごとに営業担当を分けていました。
いつも通り、それぞれの担当地域内の飲食店や小売店をしらみつぶしに回ることにしようとしました。
しかし、私は一定期間を区切って、飲食店なら飲食店と業種を絞ることを提案しました。
なぜならば、業種によって価値訴求の方法が異なるからです。
例えば、飲食店であれば、メニュー写真をいかにきれいに撮って、おいしそうな紹介文を書けるかがひとつのポイントになります。
業種を絞ることで、こうしたノウハウをチームで共有することができます。
どこかで成功事例が生まれれば、それをヨコ展開することも可能です。
得意な人が他の人のフォローをすることで、チーム全体の成約率を上げることもできます。
集中的マーケティングを行うことで、毎月6件の新規顧客開拓に成功しました。