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選挙と価値訴求マーケティング

この一年ほど、選挙に関わっていました。

2018年の中野区長選挙の酒井直人さん。

2019年の中野区議選挙の立石りおさん。

お二人とも、無事に当選したことを、とてもうれしく思っています。

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もちろん、選挙に勝ったは、候補者本人の努力であり、多くの方々の支援があったからです。

私は、参謀役として、候補者の考えを有権者に伝える戦略立案をしてきました。

それでも、本来の選挙のあるべき姿と、 価値訴求マーケティングは相性が良いと感じました。

一部の選挙では、人気投票の側面があります。

当選するために、それを否定することはできません。

しかし、本来の選挙は、地域課題と向き合い、それを政策として掲げ、有権者の判断を仰ぐべきものです。

地域課題を考え、その解決策となる政策を考えるプロセスは、経営と通じるものがあります。

そして、自分の考えを有権者にどのように伝えるかは、まさにマーケティングそのものです。

自分の想いを、有権者にとって価値のある政策にし、ターゲットに適切に訴求できれば、当選することができます。

政治に関心のある有権者は、一定数います。

しかし、実際に投票したい候補者がいないというのが、現状です。

これまでの古い組織票狙いのマスマーケティングではなく、有権者一人ひとりと対話をする 価値訴求マーケティングが、新しい時代には不可欠です。

そのような選挙や政治に挑戦する方を、これからも応援していきたいと思います。

私の考えるこれからの政治家については、下記のブログをご参照ください。

新しい政治家のあり方

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